基礎英語長文問題精講
基礎英語長文問題精講
(中原 道喜) |
|
価格:¥ 1,050(税込)
|
|
【俺達の評価】 3.5点(5点満点) |
|
【俺達はこんな参考書も買っている】 基礎英文問題精講 |
|
【俺達のコメント】 | |
01.
前期10題,中期20題,後期10題の合計40の英長文に接することができる。またそれぞれに重要類題として短文がついていてこれも合わせると80ということになる。さらに巻末に10の長文例題、典型誤訳構文24題で、全部で114の英文になる。税込み1050円だから、ひとつあたり9.21円。こんなにやすい買い物はないだろう。さらに巻末の語法文法インデックスが非常に充実していて語法辞典としての使い方もできる。裏表紙には和洋の名言名句の英文訳もついている。つまりこの本はどの1ページをとってもダルなところがない。びっちりと中身の濃い稠密な内容構成の本で著者の英語教育に掛ける姿勢の凄みすら感じさせる。敬服。1994年初版,改訂版2005年。最近の入試傾向に沿うように改訂された。解説も懇切です。問題をやるタイミングですが、本文を読んで意味を把握し、わからないところは4ページほどある解説を読んで文法的なことや単語の用法について把握してから最後に問題をやるとよいでしょう。この問題に取り組むアプローチの手法は数学などと同じです。問題を先にわけもわからずやって、できないからといって落ち込んだり、やきもきとあせった気持ちにならないことが肝要です。入試問題は出来るようにできているのです。
ただし、この本で英文を学習する高校生はあるレベル以上の人たちです。英文の5文型くらいの構造分析や文法の基礎がすでにできている人でないと読みこなしていくのは難しいでしょう。そういう意味で初学者向けという意味にとられかねない「基礎」と銘打つのは問題があるように感じます。よって星4つ。初学者は、安河内哲也先生のハイパートレーニングシリーズ(長文編と文法編)の第2巻までを読み込んで英文の構造解析の考え方を身につけてからこの本に取り組むのがいいでしょう。あるレベル以上の人にとってはこれほどためになる本はありません。この本を読み終えてから、安河内先生の先のシリーズの第3巻に取り組むといいと思います。あの第3巻は第2巻までを読んだだけ程度では若干難しくてもう少し「基礎的(笑)」なレディネスが必要です。私の場合半年くらいかかるかな?この秋位までに読み終わればいいゃ。 02. 学校で買わされて使った。問題は難易度も高くてよい。重要構文も解説している。しかし、設問の解説が少なすぎる。理解が不十分のところも出てきた。解説がだめな問題集はお薦め出来ない。みんながよくこれを使っているようだが、なぜなのか分からない。 03. 基礎と書かれてますが、骨のある内容なので初心者がやるには厳しいレベルです。 様々な形式の問題が含まれてるので、長文に慣れるにはもってこいの一冊と言えます。 英文の内容もなかなか良質なものが揃っておりますので、読み込みとしても使えます。 04. 英文も適度な長さのもので、難易度も簡単すぎず難しすぎずといったところのもので、読解用としては非常に優れた参考書だと思います。 しかし、設問に語彙を問うものや下線部和訳問題が多く、私立大学やセンター試験などで重要となる内容一致問題などがありません。実際の大学入試に対応した問題演習としては、やや適当ではない気がします。 それでも、受験生が見落としがちな文法事項などを的確に説明してある点は評価できます。さらに、国公立2次試験で頻出する下線部和訳問題にはかなり対応できると思います。 英文のレベルからすると、対象レベルは偏差値55〜65あたりだと思います。 05. とりあえず入試対策長文の参考書としてこれを初めに試してみました。 非常に良いものだと思います。やや易しい程度からやや難しいレベルまでの長文演習としてはまさにうってつけでしょう。 文章中に出てくる難解な文はきちんと英文解釈の解説が載せられています。その文章に出てくる主な事項ごとに文法・構文解説もあり、40題全て通せば全事項を大まかにでも網羅できることでしょう。(だからといってこの1冊で文法や単語、熟語も済ますのは極めてお薦めはできませんが。あくまで復習程度に使えば非常に役に立ちます。) ただ、明らかに難解な文には必ず解説が添えられています、しかし、やや解釈の難度が高めくらいの文、またはそのような文法、構文のある文には、詳しい解説がついてないものも一部ある、というのが一度使ってみた感想です。 初めのステップとして本書を使う人や、英語が苦手分野という人には解説が手薄すぎだという印象をもたれるかもしれません。しかし、本書にはきちんと、これをやる前に修めておくべき必修長文という1冊があるのです。 ちゃんと段階を踏んで本書に取り組めば、本書の内容だけで十分なはずです。あくまでも「基礎」といえどレベル的には中間に位置するものなのですから。 一歩前に戻っている時間はない、という人は2周程やって本書をやりこみましょう。1周目は英文解釈等、他のの参考書を併用しながらでも良いですので、軽めに主要部分を通し、2度目に幅広い内容を掴むのです。面倒くさいでしょうが、これで基本〜中級の長文の力は完璧につくと言えるでしょう。 これを終えた後は上級の長文や赤本に取り組める段階に達しているはずです。 |
| お小遣い | 貯金 | 高額報酬アフィリエイト | 参考書 | ベビー・マタニティ用品 | 東大 | 内職 | 本 | 脱毛症 | ネットショップ | レンタルサーバ | 独自ドメイン | 大容量レンタルサーバ | ショッピングカート | ホームページ |