マドンナ古文常識217―荻野文子の超基礎国語塾 (大学受験超基礎シリーズ)
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マドンナ古文常識217―荻野文子の超基礎国語塾 (大学受験超基礎シリーズ)
(荻野 文子) |
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価格:¥ 840(税込)
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【俺達の評価】 4.5点(5点満点) |
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【俺達はこんな参考書も買っている】 マドンナ古文単語230―荻野文子の超基礎国語塾 (大学受験超基礎シリーズ) |
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【俺達のコメント】 | |
01.
古文常識だけを扱ってる参考書ってあまり無いんですよね。
でもこれは古文常識だけを扱った参考書です。 古文常識の参考書でおススメなのはこれと土屋の古文常識222ぐらいですかね。 マドンナは単語帳持ってる人なら分かると思いますが行間が少し開いていて読み物嫌いの人でも読みやすい。土屋は細々とした字で書いてあるので人によっては険悪感があります。 説明も丁寧で分かりやすく覚えやすい。 特におススメの項目は仏教常識のところでしょう。 仏教常識を知らないと全く解けない問題や理解出来ない文章が多々あるのでここは必読です。 唯全体として細かいところまで載せすぎかなと思う面もあります。 センターや中堅大なら要らないと思う。 02. 今の常識、昔の非常識であり 昔の常識、今の非常識です。 「あう」という単語を元に説明しましょう。 戦前まではそれなりの小金持ち(今なら中小土建屋の社長クラス) なら、妾がいて当たり前でした。(まさにうちのじいさんがそうだった) でも今なら考えられないことですよね。 まあ、不倫して人もいるでしょうけど、 奥さん意外に女つくることは、不道徳というのが今の道徳観 ですよね。 こんな感じで、1000年前の平安時代の常識は、 現代人にとって、宇宙人の世界だったんです。 「あう」の話に戻りましょう。 昔の人たちは、女性は男性に、普段顔を見せることは なかったんです。 へいがきの中で、外から顔が見えないような場所にいたんです。 でもって和歌のやり取りなどで、文通とかしたあと、 女性が招き入れれば。。。 男女がはじめて顔をあわせるのは、Hした後なんです。 だから明るくなったら、ばばあでびっくりしたなんて 話がでてきます。源氏物語にもでてきます。 婚姻関係になるのは、その後男が女性を気に入って、 数回通ってHすればはじめて、みんなから婚姻関係になったと 認められたそうです。 そんなんで、 あう=男女の関係になる。結婚する という意味になるわけです。 その他、月の読み方や 御簾などの、古文では当たり前にでてくる家具の解説が 必要に応じて絵がついて説明されています。 高校1年のときに、流し読みしておけば、 以降の古文学習に大きなアドバンテージになると思います。 一つ断っておきますが、 この本は、点取りテクニックの本ではありません。 古文を理解するために、知っておきたいトリビアを 学ぶ本ですのであしからず。 03. これ一冊で、古文の世界観が180度変わると言っても過言ではないです。 この本は、名詞の単語帳という部類に入ると思います。 この本の優れたところは、その面白さです。 思わず、「なるほど!」とか「へぇ〜」と思ってしまうような情報が盛り沢山と入っています。暗記することはもちろん必要ですが、この本の冒頭に書かれているように、読み物としても楽しめる構成となっています。古文が苦手・嫌いな方にもおすすめできます。 これまで、古文を読むときに背景知識を意識せずに、単に文法的解釈のみで読解してきた人には革命的な一冊となり、ますます深く古文の世界に入っていけると思います。 ちなみに、難関大学の入試問題では、たとえ単語や文法を理解していても、この本に載っているような古文常識を知らなければ解けない問題が頻出します。 清涼殿の構造を知っていますか? 牛車の構造を知っていますか? 本当に面白い参考書です。 04. 読み物として楽に古典常識を理解させてくれる参考書です。 古文は単語だけ知っていても、ある程度の時代背景やその当時使われていたものの名前等を知らないと読めないことが多いです。 そういった意味で古典常識を身につけるとスムーズに文章が理解できて良いと思います。 05. 古文のいろいろなものに関する説明が書かれています。 ただ、自分はあんまり役に立たなかった気がします。 古文の問題が難しいところなら必要だと思います。 トイレに置いといて、軽く読む程度で良いと思います。 |
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