照井俊の化学無機化学の最重点照井式解法カード―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS)
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照井俊の化学無機化学の最重点照井式解法カード―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS)
(照井 俊) |
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価格:¥ 1,260(税込)
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【俺達の評価】 4.0点(5点満点) |
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【俺達はこんな参考書も買っている】 照井俊の化学有機化学の最重点照井式解法カード―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS) |
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【俺達のコメント】 | |
01.
無機化学を族ごとの性質から解説していく本です。個人的には、無機は反応性や代表的な製法、イオンの系統分離などを総論的に押さえてから、演習を通して各論を押さえるのが1番だと思うので、この本はその最後のステップで辞書的に使うのがもっとも効果的だと思います。 02. はっきり言って難しいが、国公立医学部(できれば私立でも)や難関大を目指すなら必要な知識である この本にも書いてあるが日常学習には不向きである。高1・2また難解な出題をしない大学を目指す人は『福間の無機化学』(旺文社)や『大宮理の無機化学が面白いほどわかる本』(中経出版)をやるべきである 03. 理系の人で化学を少しでもやったことがある人ならばオススメできるのかも知れないが、文系出身の理転の人間や化学が苦手な人には相当キツい本。間違っても初学者や化学で伸び悩んでいる人は手を出してはいけない。 とにかくまず受験に不必要な余計な情報が多過ぎる。それらの情報を無理矢理詰め込んでいるものだから必然的にレイアウトがごちゃごちゃになってしまい、本書は非常に読み難い。もちろん、参考書本文の文体は「生徒と教師の会話」になっているのでとっつき易いといえばそうなのだが、会話になっている分、その流れで受験に直接関係無い事にまでそのまま触れてしまっているので、さらに説明や重要な箇所を不明瞭にさせる原因になっている(本来ならば「発展事項」として別枠で触れるような事も本文に混じっている)。また、他の参考書だと反応や実験に関してはイラストや図表があるのだが、何故か本書にはそれが無い。なので、ビジュアル的に理解すれば良いトコも文章で理解しなければいけないなってしまっている。 そして、本書の最大の売りである解法カードなのだが、残念ながらこれも決して理解し易く書かれている訳ではないし、およそ暗記しなくても良い事(覚えなくても、その場に考えれば良いような事)が結構盛り込まれている。よって、解法カード目当てで本書を購入して参考書代わりにするのは、化学の入試基礎が完成している人以外にはオススメできない。何故なら、解法カードでわからない箇所があって本文を参照してみても余計な情報が多いため、下手をすると疑問が余計にこじれる恐れがあるからだ。 さらに無機化学について言えば、計算が絡む問題の解説が不親切だし、解説のほとんどが語呂合わせと重要事項の羅列になっている。無機化学の最大の目的は「自分自身で反応式を自由自在に書けるようになる事」のはずである。しかし、本書の解説を読んでも一向に反応式を書けるようにはならない。何故なら、重要な部分を雑談で埋めて、あとは「暗記」という言葉で済ましているからだ。これは一番つまらない無機化学の勉強法である。 恐らく、本書は照井先生の授業の実況中継といった感じになっているのであろう。しかし、授業中の雑談まで書いてしまったため全体的に無駄が多くなってしまっている。いま照井先生に習っている人や本書と相性が合う人が使えばきっと力になるのだろうが、そうじゃない人にとっては苦痛でしかない。決して本書は万人向けでは無い。 04. この本は本物。化学を極めるのなら照井式。何よりもまず本書のように多大な情報量に加え、復習に力を入れた構成(カード)は他に類をみない。この復習カードこそが受験生にとって最大の武器となるのは言うまでもない。 「わかりやすい、丁寧」と謳われる多くの某参考書は概して内容がない。そのほとんどが教科書にある文章を俗に言う「話し言葉」で語りかけるように配置し直しているだけにすぎない。 私はこの本で化学劣等生から救われた。無機、有機と進むにつれて化学の本質に近づいた感じがした。今でもその時の「あぁそうかわかった」という心地よい感覚は忘れてはいない。以下に1つの勉強法を示す。 用意する物は本書と学校で買った図表と教科書。学習は本書の構成順に沿って進むのがよい。まず本書で目次を確認し、同じタイトルを教科書で探して(さっと)読む。次に図表で同じテーマの部分を(さっと)見る。次に照井式を読み進める(重なり合う部分が必ず出てくる)。記憶が確かなうちにカードで復習し、どんどん情報を書き込んでいく(ここにエッセンスを全て書き出す)。本書は厚い。何度も読むのは疲れし時間の無駄。だからカードに自分の言葉でまとめていく。赤シートなど使わなくてもよい。毎日眺める。コピーしてトイレにも貼る。目標はカードを全暗記すること(特に最重要と書かれているところは絶対)。私はこの方法で、直感で40点台から意識して100点も取れるようになった。本書は図が少ないと不評らしいが、ビジュアル的に学びたいなら学校配布の図説を使えば事足りる。 あれもだめ、これもだめ。一目見ただけで化学が理解できる本を探そうなんて甘い。そんなものはない。楽して合格点は取れないのだ。 |
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