有機化学 3訂版―原点からの化学 (駿台受験シリーズ)
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有機化学 3訂版―原点からの化学 (駿台受験シリーズ)
(石川 正明) |
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価格:¥ 1,260(税込)
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【俺達の評価】 5.0点(5点満点) |
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【俺達はこんな参考書も買っている】 化学の理論―原点からの化学 (駿台受験シリーズ) |
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【俺達のコメント】 | |
01.
3訂でますますすごくなっている。
有機物質の構造・反応・応用の三章からなる、非常に丁寧な、理論化学の入門書。 一番いいところは、論理の限界をはっきり指定しているところ。 ここまでは量子力学の結論をアプリオリに受け入れて説明する、とか必ず書いてある。 これが、著しく理解を助ける。暗記だけの化学に終わらせない工夫で、並の予備校 教師ではないことをうかがわせるにふさわしい。 受験にはベスト。広く読まれることを切に希望する。 化学が知識の二次元平面での展開=記憶オンリーだと考えると、「化学の新研究」みたいな、電話帳的”雑誌”になるし、それを希釈した「面白いほど〜」になる。 大変申し訳ないが、上記のものを読んでも、また大学で、学びなおさないといけない。 まったく応用が利かない知識を記憶だけでいれこんでいたら、、これは科学技術立国の日本にとっては致命的。 ぜひ今の高校生に、この本を、読んでもらいたい。 この本は、基本のスタンスが、新研究、面白いほど、とは決定的に違う。どう違うかというと、機械的な記憶を排除しようとしているところ。記憶する事項のその理由が必ず書いてあるところ。実況中継なんかと比較したらよい。すぐわかるはず。 分子の形や構造から説き起こして、一貫したロジックを追求する姿勢があるし、しかも、 ものすごくわかりやすい。平板な知識をずっと平板なままに書き続けた本ではない。立体構造があるのがすごいところ。受験参考書としてこのレベルのものが出現していることが驚異。 ぜひ受験時の参考書として、スケジュールの中に入れてほしい。 私は、医学部進学のことを考えたとき、あまりばかばかしい暗記はしたくなかったので、簡単な入門書のあとは、これのひとつ前の版を読んだ。新理系の化学上下ももちろん読んで、これが基本書だった。 石川化学の数冊は、大学での化学にもスムーズにつながる。いまの日本の学習参考書としては 随一のできではないかとおもう。 とくに有機化学は、医学科の最低レベルでの絶対的な要求水準が高くなっているので、むだにならない。薬理や基礎医学だけではないおおきな広がりがある。医学部の学生がそう考えていないらしいのは真に残念。やはり有機は記憶だけだ、のイメージが強すぎるのではないだろうか。 現役なら、授業と同時に参考書として読むのがいいし、夏にまとめて読むといい。浪人なら、 春にこれと無機化学をやって、新理系の化学でまとめ。あとは徹底的な問題演習で、 センター満点、二次も満点可能。 けっきょくここまでやれば受験をはるかに超えてると思う。 この本は、理屈で書いてあるから、時間はそれほどかからない。一日1時間あれば、メモとりながら一ヶ月でやれるだろう。知的にものすごくおもしろいと思う。 02. 正直感動しました。ここまで原理に基づいて有機化学がイメージできるように説明している本は受験界では恐らく石川氏の本のみでしょう。いきなりs軌道p軌道やら出てきますので初めてこれらの考えに触れる高校生は戸惑うかもしれません。しかし、これを高校教育の範囲で教えていない先進国は日本ぐらいであることからもわかるように、軌道の考え方すなわちミクロの世界を知ることはマクロの世界を理解する上で欠かせません。今の教科書ははっきり言って終わっています。大学へ行って落第する人が多くなるのも当然です。ホンモノを勉強しましょう。氏のような化学に対する真面目な考え方を持っている人間が教育界にいる限り、まだ日本の化学は大丈夫です。是非とも鮮やかな有機化学の世界を覗いて欲しいと思います。受験的には、特に現役生は新理系までやるのは不可能かと思われますので、原点シリーズプラス網羅系問題集で十分でしょう。 03. 待ってました、改訂。 構造決定問題解決の手法、核酸の追加、歓迎です。 かなりのページ数ですが、読みやすいです。 あいかわらず演習問題を随時はさみながらの進め方、秀逸です。 意図的ではあるんでしょうが解説イラストの噴出しがところどころ関西弁です。 今の若い方は幸せです。お説教がましい言い方で恐縮ですが、むかしは 高校と大学の隙間を埋めてくれるような適切な本って、皆無でした。 予備校と呼ばずに予備学校と呼ばせる駿台の、存在理由を映すドッペルゲンガー。 ほんとうにぜいたくな本です。 |
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