一目でわかる数学ハンドブックIII・C―大学受験 (東進ブックス)
一目でわかる数学ハンドブックIII・C―大学受験 (東進ブックス)
(石綿 夏委也) |
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価格:¥ 1,260(税込)
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【俺達の評価】 3.5点(5点満点) |
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【俺達はこんな参考書も買っている】 一目でわかる数学ハンドブックI・A/II・B―大学受験 (東進ブックス) |
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【俺達のコメント】 | |
01.
読むだけで高校数学の全体像が概観できる本で、旧課程時代に人気講師が執筆したものを新課程向けに焼き直したもの。見開き単位で構成されており、左ページ上には導入、右ページ上には基本事項と重要解法のまとめがあって、左ページ下には複数の例題、右ページ下にはそのうち1題の解答となっている(他の例題の解答・解説は巻末にある)。さらに、節末には練習問題のページがついている。ひととおりの内容は本文を読み通すだけでカバーできるという格好である。
難を言うならやはり紙面が見づらいこと。旧課程版のときから思っていたのだが、これだけの内容をB6版に押し込める必然性がまったくない。普通の参考書と同じA5版か、いっそ予備校のテキストによくあるB5版でもいいぐらいだ。A5版の本で、普通なら例題とその解説で1ページかかるところを、B6版にしてそれ以上の情報量を押しこめようとしているわけだから、無理があって当然だろう。それでも、対象レベルや用途がはっきりしていれば薦める場面があったのだが、見開きによって難易度にバラつきが見られるうえ、変にひねっただけの問題が多いのが致命的である。いっそのこと、基本事項の導入に絞り、大学生や社会人の復習用まで視野に入れるほうが、ある意味この本のイメージには合っていると思うのだが。 02. 学校でチャートを使った学習をと、よく言われてましたが、はっきりいって、チャートは要点となる問題が載っていますが、果たしてどれが集中してやる問題なのかといったところがあいまいです。しかしこの参考書は、チャートよりも見やすく、要点も絞っていて、はっきりいって使いやすいです。ただ、問題量が絶対多いわけではないので、難関大を受ける人は、これともうひとつ二次対策のできる問題集をやるのがベストだと思います。 |
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